2015年2月19日木曜日

魔改造カスタムイヤホン!

 HEADPHONE BOOK 2011の付録だったオリジナル高音質イヤフォン『Piano Forte』を落としたときに割れ、はめると直ったのですが外れグセが付いてしまいました。このイヤホンは、小型のスピーカーユニットをイヤホンサイズに押し込めたという、ちょっと変わったイヤホンで、SONYのウォークマンの付属イヤホンと比較すると味付けのない音作りで、コンクリートの打ちっぱなしの空間で音を聴いているような感じでした。

 この付録が付いていた HEADPHONE BOOK 2011では耳型に合わせたシリコン型を使ったカスタムイヤホンの記事が載っていました。せっかくなので接着剤での修理ではなく、このイヤホンを元に私の耳穴に合わせたカスタムイヤホンを自作してみました。

 材料はダイソーで売っていた”おゆまる”というエポキシ樹脂の粘土です。お湯で温めると粘土状になって整形が可能になり、冷えると固まります。しかし、いきなり耳穴に入れて鼓膜に物理的な圧力がかからないよう、ストローを切って、これを鼓膜への圧力の逃げ道と音の通り道を兼ね揃えたものとし、そこに”おゆまる”を巻きつけてある程度の一次成形し、さらに電子レンジでほどほどに温めた蒸しタオルを作って一次成形物を再度温めて変形しやすく熱すぎない温度にしてからイヤホンと結合させて成形し、そこからさらに耳に入れ、密着した耳穴型に成形しました。完成時にはストロー通路は引き抜いています。

耳穴にしっかりフィットしましたが少し重たいので耳あてを装着しないと外れてしまいます。そこで余った”おゆまる”で耳掛けもついでに工作しました。このイヤホンのオリジナルのままで使用した場合の弱点は、装着時のプラスチック筐体の硬さの耳への違和感でしたが、これが無くなりました。新しく生まれた弱点は人前など外出時には使えないところです (*´∇`*)


このブログの関連記事
 日本最大の書店が大阪にオープン!「MARUZEN &ジュンク堂書店」に行ってきました!(チャスカ茶屋町)

0 件のコメント: