閉店後の写真
旭屋書店 本店の閉店記念の買い物をしました。東南アジアから二年間研修にきていた人が母国に帰るので贈り物用です。一つは日本の文化をイラストで英語と日本語で紹介する書籍です。もう一冊は旭屋になかったので向かいのブックファーストで購入した和食のレシピブックで、英語と日本語で記載されているものです。家族の団欒に使えるかな? 旭屋本店の近辺には阪急 梅田のターミナル駅の直下で人の流れの動線が最も良く、日本最大級の売上高があるといわれる紀伊國屋梅田店があり、向かいには若者向けやビジネスマン向けの蔵書を揃えたブックファースト梅田店ありました。
旭屋書店本店の特徴は専門書や鉄道関連書籍の充実であり、これまではなんとか顧客の傾向で住み分けてきました。しかし昨年の12月に新規開店した日本最大の敷地面積と蔵書数を誇るMARUZEN&ジュンク堂書店梅田店は勿論専門書なども充実した品揃えで、旭屋書店本店と特徴が被るところが多く 直接的な競合相手になっていました。
三年後の出版業界の未来はどうなっているのでしょうか?おそらくその頃には最大の大手通販サイトのAmazonのキンドル端末も著作権問題を解決して日本国内でも発売され、今よりもさらに電子書籍・出版にシフトにしているのではないでしょうか。AndroidやiOSを搭載したタブレット端末も遥かに進化していることでしょう。紙には紙の良さがあるのは間違いありません。しかし遥かに今より軽量化し、電池寿命が長く、本の中を検索エンジンでインデックス化してオリジナル辞書化できる、マルチメディアと簡単に繋がれる書籍以上の存在にどう対抗していくのでしょうか。
音楽業界は出版業界よりもかなり前にこの洗礼に晒されています。今年亡くなったスティーブ・ジョブズ氏によるiTunes Storeによる音楽のインターネットダウンロード販売の洗礼です。当初は音源販売のみでしたが、このデジタルハブ構想は現在では音楽を超えて、映画、書籍、ゲーム、ソフトウェアと多岐に展開されています。現在のCD売上の落ち込みがリアルな本の未来なのかもしれません。おまけ付き書籍しか売れない時代になっているのかもしれませんね。
旭屋書店本店では贈り物用の包装は6種類から選択できました。古地図のような包装にしてもらいました。異国の空の下で末永く使ってくれたら幸いです。
「オールカラー 英語で紹介する日本」
オールカラーでかわいいイラストや美味しそうな料理の写真も盛りだくさん、パラパラめくってこれに決めました。自分用にも欲しいと思いました。
カラー版 英語でつくる和食
食べ物の写真も綺麗で茶碗蒸しなど日本料理の定番を網羅していて、外国に長期滞在するような機会があるときに英語圏の向こうの人とのコミュニケーションの手段になりそうな本です。買いに行く前にAmazonのクチコミで評判の良さそうな本をチェックして目星をつけていた書籍です。これも自分用にも欲しいと思いました。
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