2008年1月4日金曜日

信貴山への初詣!その2

本堂に到着です!

朝日が昇ってきました!

本堂は朱を使っていません。

玉蔵院が見えています

本堂の中の飾り

立体曼荼羅を意識した配置ではないかと思いました。

天井の細工も細かくかつ豪華です!

 この地下にはある種の石窟(トンネル)があり戒壇めぐりの案内が出てました(スリ注意の看板もでてました)。

 信貴山は黄金のムカデを毘沙門天の使いとして祀っているので、古代の金鉱採掘民が寺の由来に関係しているのではないでしょうか(この山で毘沙門天に祈願した=仏教伝来にも関わる渡来系技術者集団が住んでいたので協力を仰いだということ?)
 百足は山の神、金堀の守護神と 森秀樹氏の「ムカデ戦旗」という漫画で出てきました。NHKの風林火山も金堀衆による工兵戦などの話はこれを元ネタの1つにしていたのでは?(トンネル戦を用いた攻城戦そのものは酒見賢一原作の「墨攻」で先に出てくるのですが、こうしたトンネル戦の日本語での描写では塩野七生の「コンスタンティノープルの陥落」が最初ではないかと思います)

 古代の朱は辰砂という鉱物由来の硫化水銀の赤色の塗料が使われたこと(現在の建物への朱の彩色は古代からの名残なのかな?)
 水銀は水銀アマルガム法で古代の金めっきに使われたこと(本堂の装飾品の金めっきの多用) 

信貴山の公式サイト

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