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2011年12月31日土曜日

サヨナラ旭屋書店 本店、梅田の老舗 大型書店が閉店に!

旭屋書店本店が閉店
 2011年の大晦日の今日、42年間も梅田で営業を続けた老舗の大型書店である旭屋書店 本店が惜しまれつつ閉店しました。店舗の前では報道陣や常連のお馴染みさん達が集いました。p(´⌒`。q) シミジミ

 本店ビルの老朽化が進んだことが閉店の理由だそうです。今後、隣接ビルの敷地を含めて総合開発が行われ、新店舗は新築ビルのテナントとして入居する予定であり、次の開店は3年後の2015年の春になるとのことです。

閉店後の写真

 旭屋本店の近辺には阪急 梅田のターミナル駅の直下で人の流れの動線が最も良く、日本最大級の売上高があるといわれる紀伊國屋梅田店があり、向かいには若者向けやビジネスマン向けの蔵書を揃えたブックファースト梅田店ありました。

 旭屋書店本店の特徴は専門書や鉄道関連書籍の充実であり、これまではなんとか顧客の傾向で住み分けてきました。しかし昨年の12月に新規開店した日本最大の敷地面積と蔵書数を誇るMARUZEN&ジュンク堂書店梅田店は勿論専門書なども充実した品揃えで、旭屋書店本店と特徴が被るところが多く 直接的な競合相手になっていました。

 三年後の出版業界の未来はどうなっているのでしょうか?おそらくその頃には最大の大手通販サイトのAmazonのキンドル端末も著作権問題を解決して日本国内でも発売され、今よりもさらに電子書籍・出版にシフトにしているのではないでしょうか。AndroidやiOSを搭載したタブレット端末も遥かに進化していることでしょう。紙には紙の良さがあるのは間違いありません。しかし遥かに今より軽量化し、電池寿命が長く、本の中を検索エンジンでインデックス化してオリジナル辞書化できる、マルチメディアと簡単に繋がれる書籍以上の存在にどう対抗していくのでしょうか。

 音楽業界は出版業界よりもかなり前にこの洗礼に晒されています。今年亡くなったスティーブ・ジョブズ氏によるiTunes Storeによる音楽のインターネットダウンロード販売の洗礼です。当初は音源販売のみでしたが、このデジタルハブ構想は現在では音楽を超えて、映画、書籍、ゲーム、ソフトウェアと多岐に展開されています。現在のCD売上の落ち込みがリアルな本の未来なのかもしれません。おまけ付き書籍しか売れない時代になっているのかもしれませんね。

 旭屋書店 本店の閉店記念の買い物をしました。東南アジアから二年間研修にきていた人が母国に帰るので贈り物用です。一つは日本の文化をイラストで英語と日本語で紹介する書籍です。もう一冊は旭屋になかったので向かいのブックファーストで購入した和食のレシピブックで、英語と日本語で記載されているものです。家族の団欒に使えるかな?

 旭屋書店本店では贈り物用の包装は6種類から選択できました。古地図のような包装にしてもらいました。異国の空の下で末永く使ってくれたら幸いです。

「オールカラー 英語で紹介する日本」

 オールカラーでかわいいイラストや美味しそうな料理の写真も盛りだくさん、パラパラめくってこれに決めました。自分用にも欲しいと思いました。

カラー版 英語でつくる和食

 食べ物の写真も綺麗で茶碗蒸しなど日本料理の定番を網羅していて、外国に長期滞在するような機会があるときに英語圏の向こうの人とのコミュニケーションの手段になりそうな本です。買いに行く前にAmazonのクチコミで評判の良さそうな本をチェックして目星をつけていた書籍です。これも自分用にも欲しいと思いました。


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2010年12月23日木曜日

日本最大の書店が大阪にオープン!「MARUZEN &ジュンク堂書店」に行ってきました!(チャスカ茶屋町)

日本最大の書店が大阪にオープン!「MARUZEN &ジュンク堂書店」に行ってきました!(チャスカ茶屋町) 新聞やネット上のニュースなど各方面で話題になっていた国内最大の書店が大阪にできるというので開店記念日に梅田から茶屋町まで行ってきました (o^∇^o)ノ
 
 今回オープンしたMARUZEN & ジュンク堂書店は地下一階から7階までの全フロアーが書店になっています。ビルの階層構造型書店では梅田の旭屋も似ているのですが、各フロアがずっと広々としていて動き易かったです。

今までの梅田の大型書店の特徴を挙げると、

・阪急梅田駅の紀伊国屋(アクセスはいいけれど人が多すぎて雑然としている)
・堂島アバンザのジュンク堂書店 大阪本店とヒルトンのジュンク堂(駅から離れているけれどそれほど混んでいない広々した店内)
・曽根崎傍の旭屋(ビルの階層構造で本を探しやすいけれど狭い)

 今回のMARUZEN &ジュンク堂書店は広々した店内と、これまで関西最大であった堂島アンバサのジュンク堂 大阪本店よりもはるかにアクセスが良い立地になりました!梅田界隈は元々大型書店の激戦区でしたがとんでもない日本最大書店の登場でますますヒートアップしそうです!

MARUZEN & ジュンク堂書店 施設の設計は建築関係の第一人者、安藤忠雄氏だそうです。売り場面積約6800平方メートルで、書籍200万冊、特に洋書は専門書2万冊、一般書5万冊と国内最大の品ぞろえで本棚にはまだまだ余裕があるのでこれから益々品揃えを充実させていくそうです!新聞記事では、「無謀な挑戦と受け取られるかもしれないが、電子書籍に向かう時代にあえて本当の本の良さを知ってもらいたい。」ということでした。

 会計はすべて一階のレジで行います。各フロアには書籍検索用の電子端末とフロア担当者のいるスペースがあるので本も探しやすいです!また一階でオープン記念で書籍3,000円以上のお買い上げでチーズケーキをプレゼントするキャンペーンを行っていました!

MARUZEN & ジュンク堂書店の開店記念の花々 各フロアに出版業界や著名な作家からの祝いの花輪や胡蝶蘭が飾られていて華やいでいました
(*´∇`*)

MARUZEN & ジュンク堂書店の手提げ袋のデザイン MARUZEN & ジュンク堂書店の手提げ袋のデザイン

薄茶色でシックです!

CDジャーナル ムック HEADPHONE BOOK 2011(ヘッドフォンブック2011) CDジャーナル ムック HEADPHONE BOOK 2011(ヘッドフォンブック2011)を購入しました!ハイエンドメーカーのオリジナル高音質イヤフォン『Piano Forte』が「付録」として付いてくるという出版社として採算がとれるのかと、発売前から噂になっていた書籍です!「本誌だけのオリジナル特典(市価3000円相当)を封入!」の紹介文でした。売り切れ店舗が続出らしいのですが、今日がMARUZEN &ジュンク堂書店の開店日なので問題なく購入できました o(*^▽^*)o~♪

 今年新発売された第四世代iPod touch 32Gを購入したのですが、純正付属イヤホン経由の音質は大したことがなかったです。なのでPCでは高音質データで音源情報を保存していましたが、純正イヤホンで高音質音源を聴いてもしょうがないので、 iPod touchに音源に圧縮をかけて保存し直していました。今回の雑誌付録のハイエンド高音質イヤフォンで純正イヤホンから音質がどれだけ変わるのか楽しみです!(エージングが必要なのかな?)

MARUZEN & ジュンク堂書店の地図 MARUZEN & ジュンク堂書店の地図

場所はNU茶屋町の裏側、梅田のLoftの隣です!


梅田の大型書店MAP (JR大阪駅周辺)

より大きな地図で MARUZEN&ジュンク堂書店 梅田店 を表示


もう一つの大阪の書店の地図
大阪ミナミの大型書店MAP(天王寺・なんば・心斎橋 周辺)



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2010年5月23日日曜日

うつぼ公園のブランジュリ タケウチのパンあれこれ!

ブランジュリ タケウチのパン 本町のうつぼ公園にある「ブランジュリ タケウチ」は満足度の高いパン屋さんで結構通っています(o^∇^o)ノ お菓子パンやハードパンも美味しいです!タケウチのパンの写真をたまにはアップしてみますね!

いちごのデニッシュいちごのデニッシュ

火の通っていないフレッシュなイチゴとブルーベリーをトッピング!

イチジクのタルト無花果のタルト

上はサクサクのチョコで中にセミドライのイチジク

メロンパンメロンパン

外はサクサクやさしい甘さ

キャラメルクリームパンキャラメルクリームパン

甘さ控え目で大人のキャラメル味!

クリオットチェリーとキルシュクリームのデニッシュクリオットチェリーとキルシュクリームのデニッシュ

オバQのO二郎みたい!

黒豆と黒ゴマのベーグル黒豆と黒ゴマのベーグル

黒豆と黒ゴマのベーグルの中身黒豆と黒ゴマのベーグルの中身

黒豆の甘さが優しい

ブルーベリーとホワイトチョコレートのベーグルブルーベリーとホワイトチョコレートのベーグル

ブルーベリーとホワイトチョコレートのベーグルの中身ブルーベリーとホワイトチョコレートのベーグルの中身

タケウチのカレーパン タケウチのカレーパン

あまり油っこさはなく、スパイシー

カレーパンの中身カレーパンの中身

うつぼ公園の景色うつぼ公園の景色

天然酵母のブルーベリーとクリームチーズ天然酵母のブルーベリーとクリームチーズ

天然酵母のパン天然酵母のパン

天然酵母の岩手山白金豚のソーセージ 天然酵母の岩手山白金豚のソーセージ

レーズンのブリオッシュレーズンのブリオッシュ

ライ麦パンいがぐりライ麦パンいがぐり

木の実のデニッシュ木の実のデニッシュ

ショコラバナーヌショコラバナーヌ


 最近、「ブランジュリ タケウチ どこにもないパンの考え方」の本を読みました!2008年に出版の本で店主の竹内久典さんの自分史も含めたパンやお店の紹介本です!売れなかったというギネスビールのパンを食べてみたいなと思いました! ばらつきの大きい国産小麦と温度変動の大きいオープンキッチンで職人技で焼き上げるバケットの話や、レーズン以外のいろいろなところから分離した天然酵母の話など本を読むとまたパンを食べたくなってきます!美味しそうなパンと木の木目の店内で何か癒しが感じられる本でした (*´∇`*)

ブランジュリタケウチ どこにもないパンの考え方


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うつぼ公園の花の下でタケウチのパンでランチ!

2009年12月27日日曜日

ガンプラEXPO開催!(梅田・阪神百貨店)

阪神百貨店ガンプラEXPO 2009 阪神百貨店というと地下食品売場(*^^*)かと思うのですが、ガンダムのプラモデルのエキスポがあるというので阪神百貨店で観てきました!エキスポといっても限定モデルの即売の催し物会場という感じでした。

人間大のガンダムとシャア専用ザク 人間大のガンダムとシャア専用ザクのお出迎えです!お台場で等身大を見たことがあるのであまりインパクトは感じませんでした。

ユニコーンガンダムのプラモデル 福井晴敏さん原作のユニコーンガンダムのプラモデルも置かれていました!福井晴敏さんの著作は江戸川乱歩賞の「Twelve Y.O.」 から「Op.ローズダスト」までは読み続けてきたのですがしばらく途絶えています。作品はハリウッドアクション映画のようなエンタテインメント性の高さだけでなく、その中には国益とはなにか、国家の自立とかがメッセージに織り込まれていることも特徴なので、今の政局の中で福井晴敏さんの今後の作品にどう反映されていくのかが気になります。

ガンダム VS ジオング ガンダムのラストシュートのジオラマ  ガンダムのラストシュートのジオラマも飾られていました!他のジオラマは撮影禁止になっていました。

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朝日を浴びる実物大ガンダム at お台場海浜公園(十三号地公園)!(東京・お台場)
大阪の日本橋でんでんタウンの等身大ガンダムの看板(二次元)!

2009年10月5日月曜日

美濃吉で京弁当+鱧と松茸の土瓶蒸!(天満橋・京阪シティーモール)

 水都大阪の見物に来ていたので大川のほとりにある京阪シティーモールにある美濃吉でランチにしました!この日は観光客が多いのかこのフロアのレストラン街の土山人や他の店舗は行列ができていました!

 京弁当の松茸と鱧(はも)の土瓶蒸付きにしました!

 メニュー

 昼間からビール

 いろいろあって豪華な感じです!

 海老や魚の焼き物に押し寿司や野菜の炊き合わせに酢の物などです!酢の物の酢の加減で調理しているひとの味覚のセンスが伝わってくるような気がしますが、丁度いい塩梅でした!

 炊き込みご飯はシメジやエノキなどのきのこ類が複数入っていました!

 鯛のお造りに湯葉を山葵醤油でいただきました!手前は胡麻豆腐です!

 松茸と鱧の土瓶蒸には三つ葉も沢山入っていてカボスを搾っていただきました!土瓶蒸にをみると"美味しんぼ"のエピソードを思い出します!"美味しんぼ"は全県味めぐりから環境問題ものに話題をシフトして連載が再開しているようです!

2009年8月31日月曜日

「カムイ外伝」特別試写会に行ってきました!(なんばHatch)

 堀江音楽祭プレイベント、「カムイ外伝」特別試写会に当選したのでなんばHatchに行ってきました!FM大阪さん、ありがとうっ!!なんばHatchにはカムイのコスプレで来ている人もいました!

 原作者の白土三平氏は忍者漫画の金字塔を打ち立てた存在で、日本の漫画の黎明期の大御所作家として手塚治虫氏ともよく比較されます。
 
 「カムイ伝」では最初は主人公であったカムイは後半では抜け忍にとなってあまり出番はなくなり、農民の代表である正助を中心とした群像ドラマに変わっていきました。抜け忍となった理由は、故・隆慶一郎氏の「吉原御免状」や「影武者徳川家康」の元ネタと同一です。隆慶一郎氏の他の作品ではブーメラン型手裏剣なども出てくるので、白土作品からかなりの影響を受けているのではないでしょうか。

 白土三平氏自身、五味康祐氏の柳生ものの裏柳生(柳生の忍者、諜報機関として位置付け)の概念を直ぐに取り込んでいたり、「カムイ伝・第二部」では無住心剣流剣術などでてきたり、かなりの資料を元に作品を構成しているのではないかと思います。
 
 「カムイ外伝」では抜け忍となったカムイを主人公に据えて、旅を通して多くの人と関わりながら己の模索を続けていくという縦軸としたエンタテインメント性が高い作品になっています。映画化されたエピソードは最初に劇画タッチに変わった「スガルの島」という漁村を舞台にした連作がメインになっていますが、戦闘シーンでは他のエピソードからも抜粋されていました。

 かなり原作漫画のストーリを忠実に映像化しているので、原作を知らないほうがストーリーの急展開などを純粋に楽しめるのではないかと思います。これまでの日本の映画と比較しても抜群の疾走感のあるアクションシーンの連続で手に汗握りました!山や海や、枯れた感じの漁村の描写や宴会などの群集シーンも雰囲気が出ていました!

 松山ケンイチさんも「Death Note」のL役のあまり動かない印象が強かったのですが、猫背気味に疾走するシーンや格闘シーンも多くイメージが大きく変わりました。本当のヒロインは小雪さんではなく、大後寿々花さんです。戦闘シーンでは小さな子供向けではない残酷な描写も多いので大人向きのハードボイルドな映画でした!

映画「カムイ外伝」公式サイト

2009年2月2日月曜日

安治川 河底トンネルくぐり!

 中央図書館の帰りに安治川の倉庫街の道を通ってみました!レトロな赤レンガ風の建物がありました!時代を感じさせる異空間みたいです!映画のロケ地に使えそうですね(*^_^*)

 カラフルなケースが積み上げられ、年季の入った建物の壁の対比が見事でした!

 船着き場になっているみたいで対岸は中央卸売り市場の大きな建物がありました!

 安治川河底とんねるの入り口のエレベーターです!安治川の河底にある対岸へと続く80mのトンネルで此花区と西区を結んでいます。歩行者と自転車での利用が可能です。


 トンネル内の写真


対岸の安治川トンネルの看板です!

 中央卸市場のほうの果実売り場です、この後は此花大橋を渡りに行きました!何かガウディみたいな奇妙な建物があるそうなので写真を撮ってきました。

 大阪自転車ホリデー(ワークルーム編著、光村推古書院、2008)という本を読みました。大阪のサイクリングガイドでかなりの広範囲を周回しています。写真やお店紹介や地図もあり、なんだか好奇心を刺激されました!オススメ本です
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